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金型表面のすべりをよくして綺麗な成形を可能にする離型剤

スプレー缶

地面の上はすべらないので安全に歩けるが、氷の上はすべるので慎重に歩かなければならない。これは、多くの人が経験的によく知っている事実でしょう。このように、ものによって、よくすべるもの、すべらないものがありますが、この違いは、物体表面の摩擦や抵抗の大きさの差から生まれるものです。
シリコンやゴムを成形して製品化する際、金型表面に塗布する離型剤という薬剤は、本来、地面のようにすべりが悪い金型表面を、氷のようにすべりがいい状態に変えるために使われます。中でも、フッ素コーティングの原理を利用したフッ素系離型剤は、金型表面の抵抗、摩擦を極限まで減らし、その名も非粘着性と呼ばれるユニークな特性を付与します。金型に流し込まれた原料素材がゴムであれシリコンであれ、フッ素樹脂で出来た膜が発揮する非粘着性、すなわち離型効果によって、金型表面に付着しません。そのため、金型の形状に沿って成形されたゴムやシリコンは、その形状のままで型からスムーズに取り出すことが出来るのです。
歪さや、デコボコ、欠損などの不具合が一切ないシリコン製品やゴム製品は、このように、成形の過程で離型剤を使うことによって、生産が可能になっていると言えます。

離型剤選びでは効果だけではなく便利さも考慮に入れよう

綺麗な形のシリコン製品やゴム製品は、普段の生活の中ではすでに当たり前のごくありふれた存在となっています。このような綺麗な形の製品を作るには、原材料を成形して製品化するプロセスで、離型剤という特殊な薬剤を使う必要があります。例えば、ゴムであれば、べとべとした粘着性を持つ液状物質のゴム材料を、製品の形の金型に注入して成形しますが、べとべとしたものなので、金型の内壁にくっついてしまいます。ゴムが製品の形に固まるのを待って、型から中身を分離しようとしても、ゴムはくっついたままで剥がれません。力任せに剥がそうとすれば、成形したものがひび割れしたり、ちぎれたりしてしまいます。そこで、離型剤を予め金型に塗布しておくわけです。離型剤の膜が、金型と成形物の間をブロックすることにより、ゴムの成形物と型を難なく分離することが出来るようになります。フッ素コーティングの仕組みを応用した離型剤を使うと、この離型剤の膜の持つ離型効果が特に強力なため、非常に綺麗な状態で型から取り出し可能です。
フッ素系の離型剤は、更に、現場で追加塗布できる製品があることが大きな利点です。成形物が綺麗に剥がれにくくなってきたときに、スプレーなどで金型に離型剤を再塗布すれば、室温で乾いて、また元のようにすいすいと離型できるようになります。
便利で効果の高いフッ素系離型剤、是非使ってみましょう。

確かな効果を求めるならフッ素系離型剤が最適

これからプラスチック製品を扱う事業を新規で立ち上げる予定であれば、原材料の仕入れ先を見つけると同時に、成形過程で使う金型や離型剤といった道具類を新たに入手する必要があります。資金面であまり余裕がない場合、仕入れた原材料を無駄にしないためにも、成形過程で不良品を出すリスクを可能な限り低くすることが肝心です。そのためには、離型効果の高い信頼のおける離型剤を採用する必要がありますが、その要請に適う製品として、フッ素コーティングの非粘着性という特性を利用したフッ素系離型剤があります。
フッ素コーティングによる非粘着性は、クッキングシートやフライパンといった調理関連アイテムへの応用で非常によく知られています。これと同じ特性を、プラスチック製品の成形に使う金型内壁表面に付与することが出来れば、型取りのために中に流し込まれたプラスチックが金型に粘着しなくなります。それによって、プラスチック成形物を一切壊すことなしに、型から取り出すことが出来るでしょう。フッ素系離型剤の場合、球形や立方体といったシンプルな形状のプラスチック製品だけではなく、超スリム、あるいは極細、極小といった破損リスクの高いプラスチック製品であっても、難なく離型できるところが大きなメリットです。こうした成形の難易度が高い製品を扱うのであれば、フッ素系離型剤を選んでおけば間違いないでしょう。


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